非常に簡単なプログラムですが、とりあえず準備はできました。では、このプログラムを動かしてみようと思います。
プログラムは MetaTrader 上で動かすみたいですが、まずは過去のデータを使ってテストする、いわゆる”バックテスト”を実施してみます。
MetaTrader のメニューバーから<表示>-<Strategy Tester>を選択します。
すると、画面下に「テスター」ウィンドウが表示されます。
テスターウィンドウには「セッティング」と「操作履歴」タグがあり、「セッティング」タグにてプロ
グラムを動かす条件を指定します。
指定する条件はいろいろありますが、今回はメッセージを表示するだけのプログラムですので、とにかく動かすことを優先してみます。
「セッティング」タグにて次の内容を指定してスタートボタンをクリックします。
・Expert Advisor:”Test1, Copyright ・・・”
・通貨ペア :”USDJPY, US Dollar vs Japanese Yen”
・期間 :”Daily”
・モデル :”Open prices only (fastest method to ・・・”
すると、プログラム実行中を表すバーが横に伸びて行き、”ブヒ”と変な音(ちょっと文字では表現しずらい音です)がしてプログラムが終了したことを知らせます。
では、”Test1”プログラムで作成したメッセージが表示されているか確認してみます。
「操作履歴」タブを開いてみると”Test1プログラムを実行しています”の文字がずらずらと表示されます。一応、プログラムは動いたみたいです。
でも、”Test1”プログラムでは、メッセージを1行しか書いていません。
なので、一見すると同じメッセージが何度も表示されているので、正常に動いていないのではないかと思いますが、メッセージ欄の日時部分をよく見てみると、1日1回ずつメッセージが表示されているのが分かります。
これから言えることは、MetaTrader は”Test1”プログラムを繰り返し実行してくれるみたいです。
つまり、パソコンで MetaTrader を起動している間は、プログラムを繰り返し実行することで、自動売買の仕組みを実現しているみたいです。
次回は、リアルタイムな取引におけるプログラムの実行を行ってみます。
本ブログは、MetaTrader を利用して、EA プログラムを自作紹介するサイトです。
決して儲かるシステムを紹介するものではありませんのであしからず・・・ もし、記事中に嘘偽りを発見された方、ご連絡頂けると幸いです。 なお、過去に作成した EA プログラムの作り方はこちらになります。 Loop_Entry : 同じ指値エントリーを繰り返し実行するプログラムです。 estTurn : 高値(安値)で反対売買を実行するプログラムです。 |
2008年7月20日日曜日
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