作成されたと言っても、プログラムのコードが記載されたファイルができただけで、これだけではプログラムは動かない様子です。
MetaEditor の画面をよく見てみると、”Test1”の文字が3箇所に表示されています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjchmFK6R1PkCmQNIgb-Qr2U-af8LujNg0jFwuDX-V2tmCbLtTMZX3wKfBBJl1-q-p3_kA0ZwgP8KHjmwv9Y7ceQrtnydsquD2W_StSKU_rlZs66lRyaILxpoWut3d4DBYisLXUNecBXRE/s200/1_Test1%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%A4%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%B8.bmp)
まず、画面左上のウィンドウタイトルバーの赤枠のところに表示されています。これはプログラムコード表示エリアに表示しているプログラムコードが”Test1”であることを表しています。
#当然、他のプログラムコードファイルを開くと、このウィンドウタイトルも変わります。
次に画面右側の赤枠部分にも、”Test1”の文字が表示されています。ただし、ここには”Test1”の文字に加え、”.mq4”という文字が付与されています。
MetaEditor では、作成したプログラムコードをファイル形式で保存します。この”mq4”はプログラムコードファイルの種類を識別するための拡張子であり、Test1 のプログラムコードを”Test1.mq4”というファイル名で保存しています。
なお、実際にプログラムコードファイルがどこに保存されているかと言うと、”C:\Program Files\ODL MetaTrader 4\experts”のフォルダに保存されています。
#ODL Japan 社のダウンロードファイルを利用して MetaTrader をインストール(デフォルト設定)した時に限ります。
プログラムコードをどんどん作成していくと、このフォルダに保存されていき、MetaEditor の「Navigator」ウィンドウの「Files」タブに表示されていくことになります。
#つまり、実際のコードファイルが保存されているフォルダの中身が表示されているのです。
最後に、画面中央上の赤枠部分にも、このプログラムコードの名前が”Test1.mq4”であることをあらわしています。
ここはプログラムコードを表示するエリアで、自分なりに考えた自動売買のルールをプログラムコードとして記載する場所です。
MetaTrader はここに書かれたプログラムを上から下に向けて繰り返し実行することで(一部は1回しか実行されない箇所もあります)、自動売買ができる仕組みの様子です。
とは言っても、この行の一番左の青枠の部分を見ると”//”で始まっています。
MQL4以外のプログラムコードを書いたことがある方であればすぐに分かる話ですが、これはプログラムコードの中でコメント行として書く際に使われるもので、”//”で始まる行には何を書いても実際に動かすプログラムには影響ありません。
つまり、「このプログラムコードのこの箇所で何をやっている」みたいな説明や備忘録としてよく使われるものです。
そのため、今後も”//”の行については無視してもよいのですが、このコメント行があるのとないのでは、結構「見易さ」が変わったり、後からプログラムコードを見直す際の情報として役立ちますので、できるだけ完結に加えていくことをお勧めします。
次はいきなりですがプログラム動かしてみましょう。
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